アフガン写真展

- バーミヤン仏像 最期の姿 写真展開催の経緯 -

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2000年8月にアフガニスタンのバーミヤン大仏を撮影してきた菅沼隆二氏(島田市在住)の写真展が, 2001年6月18日から6月30日まで東京都芝浦にある、「シーバンスN館ギャラリー」で開かれた。
タリバーン政権下で初の観光ビザでバーミヤン入りした氏は、アフガニスタン人の友人を通してタリバーン幹部の特別な計らいを受けた。
遺跡への入域・撮影を許され、また独立記念日の軍事パレードや祝典にも招かれた。
その際、幹部は歴史的遺産である大仏を含む遺跡の保存・修復に向け、日本の援助を期待するというタリバーン政権の姿勢を直に氏に語った。
カブールよりバーミヤンへの道、大仏の頭上付近のまだ彩色の残る壁画、今は非公開のカブール博物館の収蔵品、ブルカ(ベール)をかぶり町を行く女性、オマール最高指導者サイン入りの文書等、貴重な資料が多い。
このアフガニスタン訪問時の写真は、これまでに2回静岡県内で展示されたが、大仏完全破壊という情勢の中、反響は大きかった。
このたび有志が集まり東京での手作りの写真展が実現し、盛況のうちに終えることができました。
遠方からも、大勢の方々に見に来ていただいて有志一同感謝しております。


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菅沼隆二氏の紹介


バーミヤンの大仏の
足元にたつ菅沼さん
勤務先 学校法人島田学園
自宅 島田市向島町
略歴 1936年    静岡県島田生まれ
1996年以来  三蔵法師玄奨の足跡を訪ねる旅をしている
1999年    ナショナルジオグラフィック社(日本版) 
          写真コンテスト海外部門優秀賞受賞


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